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    2009年7月22日(水)午前11前くらいから観測される皆既日食。
    日本で、皆既日食が観測できるのは、奄美大島の北部・喜界島・屋久島・種子島の南端・トカラ列島・硫黄島・北硫黄島・南硫黄島といった東シナ海に浮かぶ島々のみ。
    その中でも悪石島では、6分25秒。
    喜界島では、1分41秒。(午前10時57分ごろ~10時59分ごろ)

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    シオマネキ

    シオマネキ(潮招、望潮)は、エビ目(十脚目)・スナガニ科・シオマネキ属 Uca に分類されるカニの総称。オスの片方の鋏脚(はさみ)が大きくなることで知られる分類群である。日本ではこの中の一種 Uca arcuata (De Haan, 1833) に「シオマネキ」の標準和名が充てられる。




    [編集] 特徴
    横長の甲羅をもち、甲幅は20mmほどのものから40mmに達するものまで種類によって差がある。複眼がついた眼柄は長く、それを収める眼窩も発達する。地表にいるときは眼柄を立てて周囲を広く見渡す。歩脚はがっちりしていて逃げ足も速い。オスの片方の鋏脚とメスの両方の鋏脚は小さく、砂をすくうのに都合がよい構造をしている。

    成体のオスは片方の鋏脚が甲羅と同じくらいまで大きくなるのが特徴で、極端な性的二形のためオスとメスは簡単に区別がつく。鋏脚は個体によって「利き腕」がちがい、右が大きい個体もいれば左が大きい個体もいる。生息地ではオス達が大きな鋏脚を振る「ウェービング(waving)」と呼ばれる求愛行動が見られる。和名「シオマネキ」は、この動作が「潮が早く満ちてくるように招いている」ように見えるためについたものである。英名"Fiddler crab"の"Fiddler"はヴァイオリン奏者のことで、やはりこれもウェービングの様子を表した名前といえる。

    熱帯・亜熱帯地域の、河口付近の海岸に巣穴を掘って生息する。種類ごとに好みの底質があり、干潟・マングローブ・砂浜・転石帯でそれぞれ異なる種類が生息する。巣穴は通常満潮線付近に多く、大潮の満潮時に巣穴が海面下になるかどうかという高さにある。潮が引くと海岸の地表に出てきて活動する。食物は砂泥中のプランクトンやデトリタスで、鋏で砂泥をつまんで口に入れ、砂泥に含まれる餌を濾過摂食する。一方、天敵はサギ、シギ、カラスなどの鳥類や沿岸性の魚類である。敵を発見すると素早く巣穴に逃げこむ。

    海岸の干拓・埋立・浚渫などで生息地が減少し、環境汚染などもあって分布域は各地で狭まっている。風変わりなカニだけに自然保護のシンボル的存在となることもある。


    [編集] おもな種類
    日本産シオマネキ類は10種類ほどが知られるが、九州以北では西日本にシオマネキとハクセンシオマネキの2種類だけが分布する。南西諸島や小笠原諸島では多くの種類が見られる。

    シオマネキ Uca arcuata (De Haan, 1833)
    甲長(縦の長さ)20mm、甲幅(横の長さ)35mmに達し、日本産シオマネキ類の最大種。ハクセンシオマネキに比べて左右の眼柄が中央寄りで、甲は逆台形をしている。オスの大鋏表面には顆粒が密布し、色はくすんだ赤色だが、泥をかぶり易く色が判別しにくいこともある。
    静岡県以西の本州太平洋岸、四国、九州、南西諸島、朝鮮半島、中国、台湾の各地に生息地が点在する。泥質干潟のヨシ原付近・泥が固まった区域に生息するが、人間の活動が大きな脅威となり生息域が減少している。環境省が2000年に発表した無脊椎動物レッドリストでは準絶滅危惧(NT)とされていたが、絶滅のおそれが増大したとの判断から2006年の改訂で絶滅危惧II類(VU)となった。
    有明海沿岸地方ではタウッチョガネ、ガネツケガニ、マガニなどと呼ばれる。アリアケガニやヤマトオサガニなどと共に漁獲され、「がん漬」という塩辛で食用にされる。
    ハクセンシオマネキ U. lactea lactea (De Haan, 1835)
    甲幅18mmほどで、シオマネキよりだいぶ小さい。伊勢湾以西の本州太平洋岸、四国、九州、朝鮮半島に分布し、河口付近の泥まじりの砂浜や転石海岸に生息する。オスのウェービングが白い扇子を振って踊るように見えるためこの和名がついた。環境省レッドリストではシオマネキと同じく準絶滅危惧から絶滅危惧II類に改訂されたが、21世紀初頭の時点ではシオマネキより生息地が多い。
    亜種オキナワハクセンシオマネキ U. lactea perplexa (H. Milne Edwards, 1837) は、南西諸島からフィリピン、バヌアツまで分布するが、独立した種 U. perplexa とすることもある。
    ヒメシオマネキ Uca vocans (Linnaeus, 1758)
    甲幅20mmほど。オスの大きなはさみは上半分が白色、下半分が橙色をしている。オスの大鋏は噛みあわせに小さな歯があるが、闘争などで鋏が脱落すると噛み合わせに歯がない大鋏が再生する。南西諸島から台湾、フィリピン、パラオまで分布する。
    ベニシオマネキ Uca chlorophthalma crassipes (Adams et White, 1848)
    甲幅15mmほど。和名通りオスの大鋏が鮮紅色をしている。甲羅も赤いが、ほぼ全面が赤い個体から全面が黒い個体まで個体差が大きい。脚は黒い。インド洋と西太平洋の熱帯域に広く分布し、日本では南西諸島と小笠原諸島に分布する。マングローブ地帯に生息する。
    ルリマダラシオマネキ Uca tetragonon (Herbst, 1790)
    甲幅25mmほど。和名のとおり甲羅は鮮やかな水色で、青い小斑点が散在する。鋏脚はくすんだ橙色、脚は褐色。インド洋・西太平洋の熱帯域に分布し、日本では南西諸島に分布する。小石の多い砂浜海岸に生息するが、個体数は少ない。
    ヤエヤマシオマネキ Uca dussumieri
    甲幅25mmほど。オスの大鋏の下半分が赤いことが特徴。沖縄県のマングローブ付近に生息する。
    ヤエヤマシオマネキ(雄個体・正面)
    ヤエヤマシオマネキ(雄個体・背面)



    [編集] 参考文献
    ウィキスピーシーズにシオマネキ属に関する情報があります。「原色日本大型甲殻類図鑑 II」三宅貞祥 保育社 ISBN 4-586-30063-9
    「川の生き物図鑑 鹿児島の水辺から」鹿児島の自然を記録する会編 南方新社 ISBN 4-931376-69-X

    [編集] 外部リンク
    Winnie P.W. Kwok & Wing-sze Tang, 「Fiddler Crabs in Hong Kong - An Overview」『Hong Kong Biodiversity』Issue No.12, 2006 (香港のシオマネキ類概要)
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    ナベワリ

    ナベワリというのは、森林にはえる多年生草本である。


    [編集] 特徴
    ナベワリ(Croomia heterosepala (Baker) Okuyama)というのは、単子葉植物ビャクブ科(Stemonaceae)に属する植物である。全体に柔らかい草である。

    地下茎は横に這い、所々から茎を地上に出す。茎は高さ30-60cm位になり、真っすぐ立ち上がって中程からやや傾く。節ごとに一枚ずつ、数枚の葉をつける。葉はややハート形っぽい楕円形で、短い葉柄がある。葉は柔らかく、しわがよっていていて、縦に数本の脈が走る。

    花は4-5月ごろに出る。葉の付け根から出て、細い柄があって垂れ下がるので、ちょうど葉の下に隠れるようにつく。花びらは四枚、二枚ずつ対生して内外の二列になる。単子葉植物としては珍しい造りである。花びらは楕円形、緑色で、ほぼ水平に開く。外側の一枚だけが特に大きいので、妙に不対称な変わった花形になる。雄しべ雌しべは中央に集まって突き出る。


    ナベワリの花本州(関東以南)から九州、どちらかと言えば暖かい地域に多い。森林の下に生える。

    奇妙な名前であるが、これは「鍋割り」ではなく、実は「舐め割り」の変化したものであると言う。葉に毒があるので、嘗めると舌が割れるという伝承によるようである。


    [編集] 近縁種
    外見的には、シオデにやや似ている。分類上の縁は薄い。

    本当の近縁種のヒメナベワリ(C. japonica Miq.)は、植物そのものはむしろやや大きいが、花は小さく、花びらが反り返る。本州(中国地方)、四国、九州から奄美諸島に分布。

    なお、属としては他に北アメリカ東部に一種がある。東アジアと北アメリカ東岸の隔離分布の一例である。

    ダツ

    ダツ(駄津)は、ダツ目・ダツ科(Belonidae)に分類される魚の総称。狭義にはその中の一種 Strongylura anastomella の和名である。




    [編集] 概要
    全世界の熱帯・温帯域から10属・32種が知られ、うち日本には4属・8種が分布する。日本のダツ類は浅い海に生息するものばかりだが、日本以外の熱帯域には汽水域や淡水域に生息する種類がいる。

    同じダツ目のサヨリやサンマと同じく、前後に細長い体を持つが、ダツ類は両顎が前方に長くとがるのが特徴で、英名のNeedlefish(針の魚)もここに由来する。両顎はわずかに湾曲し、後方では閉じることができない。また、顎には鋭い歯もある。

    背中側の体色は青いが、体側から腹面は銀白色をしている。ひれは小さく、胸びれ以外のひれは体の後半部に集中する。骨は青色や緑色をしており気持ち悪がられることが多いが、肉は半透明の白色で食用となる。

    サヨリ、サンマ、トビウオ、メダカなどと同じダツ目に属し、これらと同じように沿岸域の表層(水面に近い所)に群れをなして生活する。尾びれをすばやく振って高速で泳ぎ回り、おもに小魚を捕食する。

    捕食の際は小魚の鱗で反射した光に敏感に反応し、突進する性質がある。暗夜にダツが生息する海域をライトで照らすと、ダツが突進してくることがあるので夜間の潜水はとくに注意が必要である。実際にダツが人体に刺さって死傷する事故も多く、刺さると回転してさらに傷が広がる。実吉達郎著『知らなきゃ怖い生物常識』(『廣済堂』刊)によると、沖縄の漁師では、昔から「ダツは鮫より怖い」と言われているそうである。ダツが刺さった時はむやみに抜くと出血多量に陥る場合があるので、抜かずに慎重に病院に行く。

    繁殖期は初夏で、藻場に集まり産卵する。卵は直径2mm-3mm程度の球形で、表面の付着糸で藻類に絡みついて発生する。

    釣りや定置網、刺し網などの沿岸漁業でよく漁獲されるが、顎も歯も鋭いので取り扱いには注意を要する。食味は特に美味ではないが脂肪の少ない白身で、刺身、唐揚げ、塩焼きなどいろいろな料理で食べられる。


    オキザヨリ Tylosurus crocodilus
    [編集] 分類
    ハマダツ属 Ablennes - ハマダツ
    ダツ属 Strongylura - ダツ、リュウキュウダツ
    ヒメダツ属 Platybelone - ヒメダツ
    テンジクダツ属 Tylosurus - テンジクダツ、オキザヨリ
    Belone 属
    Belonion 属
    Petalichthys 属
    Potamorrhaphis 属
    Pseudotylosurus 属
    Xenentodon 属

    [編集] おもな種類
    ダツ Strongylura anastomella Valenciennes, 1846
    全長1mほど。頭部の鱗が小さいことでリュウキュウダツと区別する。日本海と東シナ海を含む西太平洋の温帯域に分布する。日本でも北海道南西部以南で見られるが、南西諸島と小笠原諸島には分布しない。
    リュウキュウダツ S. incisa Valenciennes, 1846
    全長70cmほど。ダツに比べて頭部の鱗が大きい。西太平洋と東インド洋の熱帯域に広く分布し、日本では南西諸島に分布する。
    ハマダツ Ablennes hians Valenciennes, 1846
    全長1.2mに達し、体側に黒っぽい横しま模様が出ることで他の種類と区別できる。全世界の熱帯・温帯域に広く分布し、日本でも本州以南の沿岸に分布している。
    ヒメダツ Platybelone argalus Bennett, 1832
    全長50cmほどで、ダツ類の中では小型種。尻びれが背びれよりも前にあること、目がわりと大きいことで他の種類と区別する。太平洋と東インド洋の熱帯域に広く分布し、日本では南西諸島、小笠原諸島に分布する。
    テンジクダツ Tylosurus acus Bleeker, 1850
    全長1mほど。下顎に角のような下向きの突起が出ることが多い。インド洋と西太平洋の熱帯・温帯域に分布する。
    オキザヨリ T. crocodilus Peron et Lesueur, 1821
    全長1.3mに達する。生きている時は鰓蓋に青い横しまが1本入る。テンジクダツに似るが下顎に突起は出ない。西太平洋の熱帯・温帯域に分布し、日本では本州以南で見られる。和名に「サヨリ」とあるがダツの仲間である。
    ウィキメディア・コモンズには、ダツ科 に関連するカテゴリがあります。
    [編集] 別名
    マルダツ、ダス、ラス、アオサギ、ダイガンジ(九州地方)、ナガサレ(九州地方)、シジャー(琉球語)など

    トガリネズミ

    トガリネズミは、トガリネズミ目のトガリネズミ科 Soricidae に属する小型哺乳類の総称。モグラ目全種のうち、70%の種数を占め、日本には2亜科4属13種20亜種が分布する(うちジャコウネズミ Suncus murinus は移入種)。「~ネズミ」という名前から誤解されやすいが、齧歯類(ネズミ目)ではなく、系統的にはモグラやハリネズミと近縁のグループである。ハツカネズミに似ているが、鼻先が細長くとがっており、耳や目は小さく、体はやわらかい灰茶色のビロードのような毛で覆われている。

    狭義には、ジネズミ類をのぞいたトガリネズミ亜科の動物、あるいはさらにカワネズミ属やジャコウネズミ属を除いたトガリネズミ属 の動物を、トガリネズミ類と呼ぶ。

    トガリネズミ属のうち、コビトトガリネズミやトウキョウトガリネズミなどいくつかのものは、哺乳類中もっとも小型の種である(トウキョウトガリネズミは日本にも棲息)。また、北米に生息するブラリナトガリネズミは、毒性のある唾液を持つことで知られている。

    なお、日本に棲息するトガリネズミ属の動物に、和名を単に「トガリネズミ(またはバイカルトガリネズミ)」というもの( Sorex caecutiens )がある。

    腹部から強烈な臭いを発するため、キツネや猫などは死骸さえ食べない。


    [編集] 形態

    [編集] 生態
    夜行性で、主に昆虫類やミミズ、甲殻類等を捕食する。


    [編集] 日本のトガリネズミ類
    トガリネズミ亜科
    トガリネズミ属 Sorex
    (チビトガリネズミ S. minutissimus )
    トウキョウトガリネズミ(亜種) S. m. hawkeri 【北海道/絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)】 世界最小の哺乳類の1つ。
    ヒメトガリネズミ(カラフトヒメトガリネズミ)   S. gracillimus 【北海道】
    (アズミトガリネズミ S. hosonoi 【本州等/固有種】)
    アズミトガリネズミ(亜種) S. h. hosonoi 【本州等/準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)/固有種】
    シロウマトガリネズミ(亜種) S. h. shiroumanui 【本州等/準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)/固有種】
    (トガリネズミ(バイカルトガリネズミ)   S. caecutiens )
    エゾトガリネズミ(亜種)   S. c. saevus 【北海道】
    (シントウトガリネズミ S. shinto) 【固有種】 バイカルトガリネズミ S. caecutiens の亜種とする説もある。
    ホンシュウトガリネズミ(亜種)   S. s. shinto 【本州等】
    シコクトガリネズミ(亜種)   S. s. shikokensis 【本州等】
    オオアシトガリネズミ   S. unguiculatus 【北】
    サドトガリネズミ S. sadonis 【佐渡島/準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)/固有種】
    カワネズミ属 Chimarrogale
    カワネズミ C. platycephala 【本州等/固有種】 大陸に広く分布する C. himalayica と同種とする説もある。
    ジャコウネズミ属 Suncus
    (ジャコウネズミ S. murinus )
    【移】 ジャコウネズミ S. murinus 【本州等】 長崎県・鹿児島県。15世紀以前の熱帯アジアからの移入種か。
    リュウキュウジャコウネズミ(亜種)   S. m. temmincki 【南西諸島】



    ジネズミ亜科
    ジネズミ属 Crocidura
    (ジネズミ(ニホンジネズミ) C. dsinezumi ほぼ【固有種】)
    サイゴクジネズミ(亜種)   C. d. dsinezumi 【本州等】
    ホンシュウジネズミ(亜種)   C. d. chisai 【本州等】
    タネジネズミ(亜種)   C. d. intermedia 【種子島】
    オキノシマジネズミ(亜種)   C. d. okinoshimae 【西表島】
    ヤク(シマ)ジネズミ(亜種)   C. d. umbrina 【屋久島】
    (コジネズミ C. suaveolens )
    チョウセンコジネズミ(亜種) C. s. shantungensis 【対馬/準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)】
    ワタセジネズミ C. watasei 【南西諸島/準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)/固有種】 かつてはオナガジネズミ C. horsfieldii の亜種とされた(環境省のレッドリストにも C. h. watasei として記載)。
    オリイジネズミ C. orii 【南西諸島/絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)/固有種】 奄美諸島(奄美大島と徳之島)の固有種。

    ルリタテハ

    ルリタテハ(瑠璃立羽、学名 Kaniska canace)は、チョウ目・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。




    [編集] 分布
    東アジア・南アジア(中国・ロシア沿海地方からインドまで、および日本、朝鮮半島、台湾、フィリピン、スマトラ島、ジャワ島、カリマンタン島)に分布する。

    日本では北海道南部から南西諸島までに分布する。 トカラ列島以南の南西諸島のものは南西諸島亜種 K. c. ishima (Fruhstorfer, 1899)、種子島・屋久島以北のものは本土亜種 K. c. no-japonicum (Von Siebold, 1824) として分類されている。

    なお、本土亜種の "no-japonicum" は「日本語の『ノ』の字」という意味がある。これは水色の帯模様が緩やかな曲線を描き、文字通り「ノ」の字となることに由来する。


    [編集] 特徴

    木肌に止まった様子成虫の前翅長は 25-45mm。 濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通りの鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴である。この帯模様は前翅の先端部で切れ、白い斑点がつく。この色彩等は雌雄で差はないが、雌は翅と青色帯が幅広になる傾向がある。

    裏面は灰褐色で細かい模様があり、樹皮や落ち葉に似る。翅の外縁は他のタテハチョウ亜科と同様小さな凹凸がある。翅の表側に限れば日本には類似種がおらず、他のチョウと区別しやすい。



    [編集] 生態
    平地の森林内や周辺部に生息し、都市部の公園や緑地などにも現れる。

    成虫は、暖地では年に 2-3回(6-7月、8月、10月)、寒冷地では年に 1回(8-9月)の発生となる。冬も成虫で越冬し、早春にはキタテハやアカタテハなどと共にいち早く飛び始める。

    成虫は力強く羽ばたいて機敏に飛ぶ。翅を閉じて止まっている時は翅の裏が保護色になるので見つけにくいが、翅を開くと翅の表側の黒と水色がよく目立つ。


    サルトリイバラの葉裏にいる幼虫オスは縄張りを張る性質があり、木の葉や岩石の上など見晴らしの良い場所で翅を広げて止まり、他のオスが接近すると激しく追いたてる。花にはあまり訪れず、雑木林の樹液や動物の糞などにやって来て水分を吸う。人里でもヤナギ並木などがあれば、樹液を求めて木の周りを飛びまわる姿が見かけられる。

    幼虫は地色が紫黒色で、黄白色の棘条突起を計68本持つ。サルトリイバラ科のサルトリイバラ、ユリ科のホトトギス類、ユリ類などを食草とし、全幼虫期を通してこれら植物の葉裏で生活する。突起の色がサルトリイバラの花に似ており、体を丸めた姿で葉裏にいる様子は花に擬態しているとも考えられている。

    シオカラトンボ

    シオカラトンボ(塩辛蜻蛉、Orthetrum albistylum speciosum)は、湿地帯や田などに生息する中型のトンボ目トンボ科の昆虫。日本全土のほか、ロシア(極東)、中国、韓国、台湾などに分布する。平地の湿地やため池にごく普通な種で、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一つである。



    [編集] 特徴

    [編集] 成虫
    体長50-55mm、後翅の長さは43mm前後の中型のトンボ。雌雄で大きさはあまり変わらないが、老熟したものでは雄と雌とで体色が著しく異なっている。雄は老熟するにつれて体全体が黒色となり、胸部~腹部前方が灰白色の粉で覆われるようになってツートンカラーの色彩となる。この粉を塩に見立てたのが名前の由来である。雌や未成熟の雄では黄色に小さな黒い斑紋が散在するので、ムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれる。稀に雌でも粉に覆われて"シオカラ型"になるものもあるが、複眼は緑色で、複眼の青い雄と区別できる。


    [編集] 幼虫
    幼虫は一般にヤゴとも呼ばれ、終齢幼虫の体長は20-25mm程度、腹部背面には他のトンボ科のヤゴにしばしば見られる背棘(はいきょく:各節中央にある棘)が全くない。概形は一見オニヤンマの小型のヤゴにも似るが、腮(あご)の合わせ目のギザギザが小さく、手で掴んでもオニヤンマのヤゴのように腹部末端を反り上げて刺そうとするような行動もしない。


    [編集] 生態
    主として平地から低山地帯までの標高の低い場所に生息し、どちらかと言えば開けた環境を好む。自然の池沼や流れの緩い小河川のほか、水田や公園の池など人工の水域にも住むため、市街地でもよく見られる。他のトンボ同様、成虫・幼虫とも肉食で、小型の昆虫をよく喰う。幼虫は10齢以上を経て羽化するものと推定され、1年に2世代を営むと考えられている。幼虫で越冬し、羽化は春から初秋まで連続的に見られ、水面から出た植物の茎、杭、護岸の壁面などで行われる。本州では4月中旬頃から成虫が現れて10月頃まで見られるが、暖かい沖縄では2月末頃から成虫が出現する。

    成熟した雄は縄張りを占有し、草上などに静止して警戒する。交尾は草や地面の上で行われ、その後は雄の警護下で雌が単独で産卵する。この雄の警護は、交尾相手の雌が産卵を終えるまでの間に他の雄と交尾するのを防止する適応的意義が大きいと考えられている。シオカラトンボの雄は多くのトンボと同様に交尾時に前にその雌と交尾した雄の精子が産卵時に受精に与るのを防ぐ操作を行うことが知られているが、カワトンボ類で知られているように貯精嚢内の精子の掻き出しを行うのではなく、奥に押し込むことで出口から遠ざける。

    産卵は水面の上にホバリングしながら、腹部末端で水面をノックするようにして行われる。この行動は、平らで光を反射する面に対する反応として行われるため、たまには車のボンネットや、あるいは和室に飛び込んできて畳の面でこれを行うのを見ることがある。


    [編集] 分類
    種としての Orthetrum albistylum Selys, 1848 自体はユーラシア大陸に広く生息し、そのうちヨーロッパなど西方のものを原亜種 O.albistylum albistylum、日本産も含む極東地域のものを別亜種シオカラトンボ O.albistylum speciosum として区別するが、speciosum は albicauda Brauer, 1865 とともに albistylum のシノニムとする考え方(すなわち亜種としてヨーロッパのものと区別するほどの違いはないという考え方)もある。


    [編集] シオカラトンボ属
    本種が属するシオカラトンボ属 Orthetrum Newman, 1833 には世界で60種以上の種が知られ、それらはさらに多数の亜種に区別されることが多い。このうち日本に生息するものは以下の9種である(学名アルファベット順)。

    シオカラトンボ Orthetrum albistylum speciosum (Uhler, 1858)
    日本全土、ユーラシア極東域に分布。
    タイワンシオカラトンボ Orthetrum glaucum (Brauer, 1865)
    日本(屋久島~西表島)、中国南部~インド、フィリピン~パプアニューギニアに分布。
    シオヤトンボ Orthetrum japonicum japonicum (Uhler, 1858)
    北海道~九州に分布。日本の固有亜種。
    タイワンシオヤトンボ Orthetrum japonicum ineternum (Mclachlan, 1894)
    日本(対馬)、台湾、朝鮮半島~中国~ベンガル~カシミールまで分布。シオヤトンボの大陸亜種。
    ホソミシオカラトンボ Orthetrum luzonicum (Brauer, 1868)
    日本(南西諸島)、台湾~マレーシア~アフガニスタンまでの東洋区熱帯域に分布。
    ミヤジマトンボ Orthetrum poecilops miyajimaenisis (Yuki and Doi, 1938)
    広島県宮島の特産。中国南部に分布する原亜種 O. poecilops (Ris, 1916) から遠く離れて日本の宮島のみにポツンと分布しているが、両者を亜種として分けない考え方もある。
    コフキショウジョウトンボ Orthetrum pruinosum neglectum (Rambur, 1842)
    日本(八重山列島)、中国南部~アフガニスタンまでの東南アジア熱帯域に広く分布。
    ハラボソトンボ Orthetrum sabina sabina (Drury, 1770)
    日本(九州~南西諸島)、中国中南部~東南アジア~中近東~アフリカ、オーストラリアまで分布。
    オオシオカラトンボ Orthetrum triangulare melania (Selys, 1883)
    日本(北海道南部~南西諸島)、中国中南部。東南アジアには別亜種が広く分布。シオカラトンボに次いでよく見られる種。体長50-57mmとやや大型で、本土のものでは後翅の付け根近くが明瞭な黒褐色に彩られる。
    オオシオカラトンボ(雄)

    ウィキスピーシーズにシオカラトンボに関する情報があります。ウィキメディア・コモンズには、Orthetrum albistylum に関連するカテゴリがあります。
    [編集] 参考文献
    石田昇三ほか 『日本産トンボ幼虫・成虫検索図説』 東海大学出版会、1988年、ISBN 4-486-01012-4。
    日本環境動物昆虫学会 生物保護とアセスメント手法研究部会編 『トンボの調べ方』 文教出版、2005年、ISBN 4-938489-11-2。

    クロダイ

    クロダイ(黒鯛)Acanthopagrus schlegelii は、スズキ目・タイ科に分類される魚の一種。東アジア沿岸域に分布する大型魚で、食用や釣りの対象として人気がある。

    日本ではチヌ(茅渟)という別名もよく用いられる。学名の属名"Acanthopagrus"は「棘のある鯛」の意で、種小名"schlegelii"は日本の脊椎動物を多数記載したヘルマン・シュレーゲルに対する献名である。



    [編集] 特徴
    全長は最大70cmを超えるが、よく漁獲されるのは30cm前後までである。背側と鰭膜は和名通り黒-灰色で、腹側は白色をしている。体側は銀色に光る灰色だが、不明瞭な横縞があるものも多い。鰓蓋上端・目の後方やや上に、目と同程度の黒斑が一つある。

    体型は左右から押しつぶされたように平たい楕円形で、典型的な鯛の体型だが、マダイに比べると口が前に突き出す。顎の前方には3対の犬歯、側面には3列以上の臼歯があり、ヘダイ亜科の特徴を示す。背鰭は11棘条・11軟条、尻鰭は3棘条・8軟条からなり、クロダイ属のラテン語名"Acanthopagrus"は発達した棘条に由来する。特に尻鰭の第2棘条が強大に発達する。側線鱗数(そくせんりんすう)は48-56枚、背鰭と側線の間の鱗は6-7列で、この点で近縁種と区別できる。

    背側
    腹側



    [編集] 生態
    北海道以南の日本列島、朝鮮半島から台湾までの東アジア沿岸域に分布する。ただし奄美大島以南の南西諸島には分布せず、ミナミクロダイ、ナンヨウチヌ、ヘダイといった近縁種が分布する。

    タイ科の大型魚としては珍しく水深50m以浅の沿岸域に生息し、河口の汽水域にもよく進入する。環境への適応力も高く、岩礁から砂泥底まで見られ、汚染にも比較的強い。冬は深みに移動するが、夏は水深1-2mの浅場に大型個体がやって来ることもある。

    他のタイ科魚類と同じく小魚や甲殻類、貝類など様々な小動物を捕食するが、クロダイはタイ科魚類でもかなりの悪食で海草なども食べるときがあり、酷い時だと水に落ちたスイカに食いついたという例もあるそうだ

    産卵は春に海域で行われ、直径0.8-0.9mmほどの分離浮性卵を産卵し、水温20℃では約30時間で孵化する。孵化直後の仔魚は体長2mmほどで卵黄嚢をもつ。体長8mmほどから砂浜海岸の波打ち際や干潟域、河口域などの浅所に集まり、プランクトンを捕食して成長する。生後1年で体長12cm、5年で26cm、9年で40cmほどに成長するが、マダイと比べると成長が遅い。

    夏から秋には海岸域で全長10cm足らずの若魚を見ることができる。若魚はスーッと泳いではピタッと停まるのを繰り返しながら餌を探す。水中の砂底で砂煙を上げるとこれらの若魚が近寄ってきて、多毛類やスナモグリなどの餌を漁る様が観察できる。

    成長によって性転換する魚としても知られる。性転換する魚はメス→オスが一般的(マダイ等)だが、クロダイを含めたヘダイ亜科は雄性先熟を行い、オス→メスに性転換する。2-3才までは精巣が発達したオスだが、4-5才になると卵巣が発達してメスになる。ただし全てがメスになるわけではなく、雌性ホルモン(エストラジオール-17β=E2)が不足したオスは性転換しない。


    [編集] 利用
    身近な海域に生息する大型魚だけに、昔から食用として漁獲されてきた。釣り、定置網、刺し網、銛(スピアフィッシング)など各種の沿岸漁法で漁獲される。

    身はタイ科らしく歯ごたえがある白身だが、やや磯臭い。刺身、洗い、塩焼き、煮付けなど和風料理の他、ムニエルやアクアパッツア等の洋風料理でも食べられる。

    釣りにおいては食性の広さ、警戒心の強さ、魚の大きさから人気があり、釣りの仕掛けは人や地域によって様々な工夫が凝らされる。釣り餌を例にとっても、一般的なゴカイ類や小型のカニ類に始まり、カイコの蛹、トウモロコシの粒やスイカの小片に至るまで、様々なものが用いられている。他にも、たとえばエビを糠で包む「紀州釣り」など、複数の素材を組み合わせる釣り餌の技法もある。


    [編集] 別名
    「チヌ」という別名がよく用いられるが、他にもクロ(東北地方)、ケイズ(東京都)、カワダイ(川鯛 : 北陸地方)、チンダイ(山陰地方)、チン(九州)、クロチヌなど、様々な地方名がある。ただし「クロ」など一部の呼称でメジナ類との重複が見られるので注意を要する。

    また、成長によって呼び名が変わる出世魚でもある。関東ではチンチン-カイズ-クロダイと変わり、関西ではババタレ-チヌ-オオスケとなる。

    瀬戸内海、特に広島湾での魚影が濃くこの海域のみで日本の2割近くが水揚げされる。


    [編集] 近縁種
    クロダイは他にも多くの近縁種があるが、大きさや習性などに大きな違いはなく、漁獲時には一括りにされることも多い。近縁種を見分けるには背びれと側線の間にある鱗の列がポイントとなる。

    キチヌ Acanthopagrus latus (Houttuyn,1782)
    西日本からオーストラリア、アフリカ東岸まで、西太平洋とインド洋に広く分布するが、南西諸島には分布しない。クロダイよりも内湾を好み、河口域に多く生息する。和名通り腹びれ、尻びれ、尾びれが黄色なので、「キビレ」「キビレチヌ」などと呼んでクロダイと区別する。側線鱗数は43-48枚、背鰭から側線までの鱗は4列で、クロダイよりも鱗の数が少ない。クロダイの産卵期が春に対して、秋産卵を行う。
    ミナミクロダイ A. sivicolus Akazaki,1962
    南西諸島だけに分布する固有種。側線鱗数は46-52枚、背鰭から側線までの鱗は5列で、鱗の数が僅かに少ない以外はクロダイによく似ている。内湾や河口域の他、サンゴ礁でも見られる。
    ナンヨウチヌ A. berda (Forsskål,1775)
    石垣島から台湾、オーストラリア、インド洋沿岸域まで広く分布する。側線鱗数43-52枚、背鰭から側線までのうろこは4列。クロダイより体高が高く、背中が盛り上がっているように見える。マングローブ内などに多数生息する。
    オキナワキチヌ A. sp.
    琉球列島に分布する。体下面の鰭が黄色を帯びるのでキチヌに似るが、キチヌとは分布域が異なる。オーストラリア産のオーストラリアキチヌ A. australis に似る。また、体側が白っぽいことから、沖縄では「チンシラー」(白いチヌの意)と呼ばれ、ミナミクロダイとも区別される。
    ヘダイ Rhabdosargus sarba (Forsskål,1775)
    西日本を含む西太平洋・インド洋に広く分布する。クロダイに似るが別属として分類され、口先が突き出ないこと、体側は鱗の列の縦縞が目立つこと、背鰭軟条13・尻鰭軟条11でクロダイより多いことなどが特徴である。クロダイより沖合いに生息し、身に磯臭さがない。

    [編集] 参考文献
    川那部浩哉・水野信彦・細谷和海編『山渓カラー名鑑 改訂版 日本の淡水魚』ISBN 4-635-09021-3
    岡村収監修 山渓カラー名鑑『日本の海水魚』 ISBN 4-635-09027-2
    永岡書店編集部『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』 ISBN 4-522-21372-7
    藍澤正宏ほか『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』講談社 ISBN 4-06-211280-9
    ウィキメディア・コモンズには、クロダイに関連するマルチメディアがあります。
    [研究サイト]チヌ釣り王国広島 http://kurodaisanpei.com

    キチョウ

    キチョウ(黄蝶・学名 Eurema hecabe)は、チョウ目・シロチョウ科・キチョウ属に分類されるチョウの一種。草原や畑、道端や市街地などでごく普通に観察できる。

    従来「キチョウ」とされていた種は、キチョウ(南西諸島に分布)とキタキチョウ(学名E. mandarina。本州~南西諸島に分布)の2種に分けられることになったが、外見による識別は困難[1]。




    [編集] 特徴
    アフリカ中部以南、インドから東南アジア、そしてオーストラリアと世界的にも広く分布し、地域によって多様な亜種がある。日本においては、秋田・岩手県以南の本州、四国、九州、南西諸島に分布する。

    前翅長は20-27mmで、近縁のモンキチョウよりもやや小さい。翅は黄色で、雄の方が濃い色をしている。前翅、後翅とも外縁は黒色に縁どられ、裏面に褐色の斑点がある。夏型と秋型があり、前者は外縁の黒帯の幅が広いが、後者は黒色の縁が先端に少し残るか、もしくはない。幼虫の食草はネムノキ、ハギ類などマメ科の植物で、成虫は年に5、6回発生し、越冬も行う。早春には活発に飛び回る姿が見られる。

    卵は幼虫の食草の若葉や新芽に1個ずつ丁寧に産み付けられる。大きさは1mmほどで乳白色。孵化直前には黄がかったクリーム色に変色する。形はシロチョウ科に共通する紡鐘形で、縦に細かい条線が走る。


    幼虫




    [編集] 近縁種
    ツマグロキチョウ Eurema laeta
    インドから東南アジア、南はオーストラリアまで広く分布する。日本産の亜種(E. laeta betheseba)は、東北以南の本州、四国、九州に分布するが近年その数を激減させており、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類 (VU)に指定されている。
    タイワンキチョウ Eurema blanda
    東南アジアに広く分布。日本と台湾に生息するものは亜種(E. blanda arsakia)で、日本においては八重山諸島にのみ分布する。
    ホシボシキチョウ Eurema burigitta
    東南アジア、オーストラリアなどに分布。日本でも迷蝶として記録されることがあり、対馬などでは繁殖する場合もある。
    ウスイロキチョウ Eurema andersonii
    東南アジア原産種。
    エサキキチョウ Eurema alitha zita
    東南アジア原産種。別名、アリタキチョウ。

    [編集] 脚注
    [ヘルプ]^ 福田晴夫ほか 『昆虫の図鑑 採集と標本の作り方 - 野山の宝石たち』 南方新社、2005年、ISBN 4-86124-057-3。

    島の一覧(しまのいちらん)

    島(しま)は、水域に四方を囲まれた陸の中でオーストラリア大陸(774万km²)より面積が小さいものを指す。以下では、面積の大きなものを中心に世界と日本の主な島の一覧を示した。 ただし日本は島国であり、国土の全てが島で構成されている。よって日本人の意識には「島」として認識されていないが、本州、北海道、九州、四国なども「島」であることは当然である。

    島の一覧 (面積順)も参照。

    目次 [非表示]
    1 おもな島
    1.1 太平洋の島
    2 列島
    2.1 世界の列島
    2.2 日本の列島
    3 諸島
    3.1 世界の諸島
    3.2 日本の諸島
    3.2.1 北海道
    3.2.2 太平洋側
    3.2.3 日本海側
    3.2.4 瀬戸内海
    3.2.5 九州・沖縄
    3.2.5.1 南西諸島
    4 幻の島
    5 その他
    6 関連項目
    7 外部リンク



    [編集] おもな島
    日本政府が領有権を主張している領域内には、面積100km²以上の島が25ある(本州など4島を除く)。国土地理院が発表した「平成16年 全国都道府県市区町村別面積調」によると、面積500km²を超える島は以下の9つである。ただし、●のついた島に、日本国の施政権は及んでいない。

    順位 名称 面積
    1 ●択捉島(北海道) 3182.65
    2 ●国後島(北海道) 1498.56
    3 沖縄島(沖縄県) 1206.49
    4 佐渡島(新潟県) 854.29
    5 奄美大島(鹿児島県) 712.35
    6 対馬(長崎県) 696.29
    7 淡路島(兵庫県) 592.17
    8 下島(熊本県) 574.01
    9 屋久島(鹿児島県) 504.88

    ●南樺太(樺太島の北緯50度線以南。サンフランシスコ平和条約で日本は放棄したが、帰属は未定。現在はロシア連邦の実効支配下にある。)
    北海道
    礼文島
    利尻島
    天売島
    焼尻島
    奥尻島
    渡島大島
    大黒島
    ●色丹島(日本政府が領有権を主張しているが、ロシア連邦の実効支配下にある)
    ●歯舞群島(日本政府が領有権を主張しているが、ロシア連邦の実効支配下にある)
    ●水晶島
    ●秋勇留島
    ●勇留島
    ●志発島
    ●多楽島
    ●春苅島
    ●貝殻島
    ●千島列島(サンフランシスコ平和条約で日本は放棄したが、帰属は未定。現在はロシア連邦の実効支配下にある。)
    ●国後島(日本政府が領有権を主張しているが、ロシア連邦の実効支配下にある)
    ●択捉島(日本政府が領有権を主張しているが、ロシア連邦の実効支配下にある) - 日本政府が現在主張している領域内での最北端
    本州
    青森県
    久六島
    宮城県
    大島
    江島
    出島
    田代島
    網地島
    金華山
    宮戸島
    浦戸諸島
    桂島
    野々島
    寒風沢島
    朴島
    山形県
    飛島
    新潟県
    佐渡島
    粟島
    神奈川県
    江の島
    城ヶ島
    静岡県
    初島
    手石島
    愛知県
    篠島
    日間賀島
    佐久島
    竹島
    三河大島
    三重県
    賢島
    答志島
    神島
    菅島
    渡鹿野島
    石川県
    能登島
    舳倉島
    滋賀県
    竹生島
    沖島
    京都府
    冠島
    和歌山県
    紀伊大島
    島根県
    大根島
    隠岐
    ●竹島(日本政府が領有権を主張しているが、大韓民国の実効支配下にある)
    山口県(瀬戸内海以外)
    萩諸島
    見島
    相島
    大島
    青海島
    響灘諸島
    角島
    蓋井島
    六連島
    竹ノ子島
    瀬戸内海の諸島
    兵庫県
    淡路島
    沼島
    家島諸島
    和歌山県
    友ヶ島
    岡山県
    犬島
    日生諸島
    笠岡諸島
    高島
    白石島
    北木島
    真鍋島
    大飛島
    小飛島
    六島
    広島県
    芸予諸島
    厳島
    向島
    因島
    生口島
    似島
    倉橋島
    江田島
    東能美島
    西能美島
    大久野島
    大崎上島
    大崎下島
    山口県
    柱島群島
    端島
    柱島
    防予諸島
    平群島
    熊毛群島
    祝島
    周防大島諸島
    周防大島(屋代島)
    周南諸島
    牛島
    笠戸島
    大津島
    黒髪島
    野島
    粭島
    彦島
    巌流島(船島)
    香川県
    小豆島
    直島
    豊島
    塩飽諸島
    与島
    櫃石島
    岩黒島
    本島
    広島
    牛島
    手島
    粟島
    志々島
    佐柳島
    高見島
    伊吹島
    愛媛県
    伯方島
    弓削島
    生名島
    大三島
    大島
    中島
    御五神島
    徳島県
    伊島
    大毛島
    九州
    福岡県
    大島
    沖ノ島
    志賀島
    玄界島
    能古島
    姫島
    長崎県
    対馬島
    壱岐島
    五島列島
    高島
    端島(軍艦島)
    男女群島
    箕島
    大分県
    姫島
    熊本県
    天草諸島
    鹿児島県
    桜島(1914年までは独立した島であった。それ以降は九州の一部になっている。)
    甑島列島

    [編集] 太平洋の島
    伊豆諸島 (東京都)
    伊豆大島
    利島
    新島
    地内島
    鵜渡根島
    早島
    式根島
    神津島
    祇苗島
    恩馳島
    銭洲
    三宅島
    大野原島
    御蔵島
    藺灘波島
    八丈島
    八丈小島
    青ヶ島
    鳥島
    小笠原諸島
    父島
    母島
    嫁島
    媒島
    兄島
    弟島
    姉島
    妹島
    北硫黄島
    硫黄島
    南硫黄島
    西之島
    沖ノ鳥島 - 日本の最南端
    南鳥島 - 日本の最東端
    南西諸島
    薩南諸島 (鹿児島県)
    大隅諸島
    種子島
    屋久島
    口永良部島
    硫黄島(鬼界ヶ島)
    黒島
    竹島
    宇治群島
    草垣群島
    トカラ列島
    口之島
    中之島
    平島
    諏訪之瀬島
    悪石島
    小宝島
    宝島
    臥蛇島
    小臥蛇島
    横当島
    奄美諸島
    奄美大島
    喜界島
    加計呂麻島
    与路島
    請島
    徳之島
    沖永良部島
    与論島
    琉球諸島 (沖縄県)
    沖縄諸島
    沖縄本島
    渡名喜島
    粟国島
    久米島
    伊江島
    水納島 (国頭郡)
    伊平屋島
    伊是名島
    大東諸島
    北大東島
    南大東島
    沖大東島
    慶良間列島
    先島諸島
    宮古列島
    宮古島
    大神島
    池間島
    伊良部島
    下地島
    来間島
    水納島 (宮古郡)
    多良間島
    八重山列島
    石垣島
    西表島
    竹富島
    小浜島
    黒島
    鳩間島
    新城島
    波照間島 - 有人島では日本の最南端
    与那国島 - 日本の最西端
    尖閣諸島 (中華人民共和国と中華民国が領有権を主張しているが、日本の実効支配下にある。)

    [編集] 列島

    [編集] 世界の列島
    アリューシャン列島
    クリル列島(千島列島)
    ラタック列島
    ラリック列島
    大スンダ列島
    小スンダ列島

    [編集] 日本の列島
    日本列島
    五島列島
    甑島列島
    トカラ列島
    琉球列島
    宮古列島
    八重山列島
    父島列島
    母島列島
    火山列島

    [編集] 諸島

    [編集] 世界の諸島
    アゾレス諸島:(ポルトガル)
    アナンバス諸島:(インドネシア)
    アミラント諸島:(セーシェル)
    アラン諸島:(アイルランド)
    アルー諸島:(インドネシア)
    アルダブラ諸島:(セーシェル)
    アンダマン諸島:(インドネシア)
    アンティポデス諸島:(ニュージーランド)
    イオニア諸島:(ギリシャ)
    ウェスル諸島:
    オークニー諸島:(イギリス)
    オークランド諸島:(ニュージーランド)
    カイ諸島:(インドネシア)
    カナリア諸島:(スペイン)
    ガラパゴス諸島:(エクアドル)
    カロリン諸島:(ミクロネシア連邦)
    ガンビエ諸島:(フランス)
    キクラデス諸島:(ギリシャ)
    ギルバート諸島:(キリバス)
    クイーンエリザベス諸島:(カナダ)
    クインシャーロット諸島:(カナダ)
    クック諸島:(ニュージーランド)
    クローゼー諸島:(フランス)
    ケルマディック諸島:(ニュージーランド)
    ココス諸島:(オーストラリア)
    コスモレド諸島:(セイシェル)
    コマンドル諸島:(ロシア)
    コモロ諸島:(コモロ)
    サウスオークニー諸島:(南極)
    サウスサンドイッチ諸島:(イギリス)
    サウスシェトランド諸島:(南極)
    サモア諸島:(サモア、アメリカ)
    サンギル諸島:(インドネシア)
    サンタクルーズ諸島:(ソロモン諸島)
    シェトランド諸島:(イギリス)
    シャンタルスキー諸島:(ロシア)
    スカウテン諸島:(パプアニューギニア)
    小アンティル諸島:(セントクリストファー・ネイビス、アンティグア・バーブーダなど)
    スヴァールバル諸島:(ノルウェー)
    スーラ諸島:(インドネシア)
    スールー諸島:(フィリピン)
    スリーキングズ諸島:(ニュージーランド)
    セーシェル諸島:(セイシェル)
    西沙諸島:(係争中)
    セーベルナヤゼムリャ:(ロシア)
    ゼムリャフランツァヨシファ:(ロシア)
    ソアン諸島:
    ソシエテ諸島:(フランス)
    ソロール諸島:(インドネシア)
    ソロモン諸島:(ソロモン諸島)
    ソンソロル諸島:(パラオ)
    大アンティル諸島:(キューバ、ジャマイカなど)
    タラウド諸島:(インドネシア)
    ダントルカストー諸島:(パプアニューギニア)
    チェスターフィールド諸島:(フランス)
    チャゴス諸島:(イギリス)
    チャタム諸島:(ニュージーランド)
    チャネル諸島:(イギリス)
    チョノス諸島:(チリ)
    ディエゴ・ラミレス諸島(チリ)
    トゥアモトゥ諸島:(フランス)
    東沙諸島(プラタス諸島):(台湾)
    トゥブアイ諸島:(フランス)
    トケラウ諸島:(ニュージーランド)
    トラック諸島:(ミクロネシア連邦)
    南沙諸島:(係争中)
    ニコバル諸島:(インド)
    西インド諸島:(カリブ海諸国)
    ノヴォシビルスク諸島:(ロシア)
    バレアレス諸島:(スペイン)
    バハマ諸島:(バハマ)
    バブヤン諸島:(フィリピン)
    バミューダ諸島:(イギリス)
    パラオ諸島:(パラオ)
    バレニー諸島:(南極)
    ハワイ諸島:(アメリカ)
    バンダ諸島:(インドネシア)
    ビサヤ諸島:(フィリピン)
    ビスマーク諸島:(パプアニューギニア)
    ファーノー諸島:(オーストラリア)
    フアンフェルナンデス諸島:(チリ)
    フィジー諸島:(フィジー)
    フィリピン諸島:(フィリピン)
    フェニックス諸島:(キリバス)
    フェロー諸島:(デンマーク)
    フォークランド諸島:(イギリス)
    フリージア諸島: (オランダ、ドイツ)
    プリンスエドワード諸島:(南アフリカ)
    プロビデンス諸島:
    ベステローデン諸島:(ノルウェー)
    ヘブリディーズ諸島:(イギリス)
    ベルデ岬諸島:(カーボベルデ)
    澎湖諸島:(台湾)
    マーシャル諸島:(マーシャル諸島共和国)
    マスカリン諸島:(モーリシャス、フランス)
    マデイラ諸島:(ポルトガル)
    マリアナ諸島:(アメリカ)
    マルク諸島(モルッカ諸島):(インドネシア)
    ミッドウェー諸島:(アメリカ)
    メンタワイ諸島:(インドネシア)
    モルディブ諸島:(モルディブ)
    ライン諸島:(キリバス)
    ラカディブ諸島:(インド)
    ルイジアード諸島:(パプアニューギニア)
    レビジャヒヘド諸島:(メキシコ)
    ロスデスベントゥラドス諸島:
    ロフォーテン諸島:(ノルウェー)
    ロワイヨテ諸島:(フランス)
    ワリス・フテュナ諸島:(フランス)

    [編集] 日本の諸島

    [編集] 北海道
    歯舞群島

    [編集] 太平洋側
    伊豆諸島
    小笠原諸島

    [編集] 日本海側
    隠岐諸島
    六島諸島

    [編集] 瀬戸内海
    家島諸島
    犬島諸島
    笠岡諸島
    忽那諸島
    芸予諸島
    塩飽諸島
    備讃諸島
    日生諸島
    防予諸島

    [編集] 九州・沖縄
    天草諸島                                              

    [編集] 南西諸島
    大隅諸島
    奄美諸島
    沖縄諸島
    先島諸島
    薩南諸島
    尖閣諸島
    琉球諸島

    [編集] 幻の島
    中ノ鳥島
    瓜生島
    久光島
    鯛の島
    高麗島
    万里ヶ島
    鴨島 (島根県)
    亀島 (徳島県)
    南波照間島
    南与那国島

    [編集] その他
    フレーザー島 (オーストラリア) - 世界でもっとも大きな砂島。
    マニトゥーリン島 (アメリカ) - 五大湖の1つヒューロン湖にある。淡水湖の中にある島では最大。

    [編集] 関連項目
    島の一覧 (面積順)
    南極周辺の島の一覧

    スズメノヒエ

    スズメノヒエというのは、イネ科の草本である。円盤型の小穂を軸に列をなして並べるもので、多くの種がある。




    [編集] 概説
    スズメノヒエというのは、単子葉植物イネ科のスズメノヒエ属(Paspalum)の植物の総称、あるいはその中の一種であるP. thunbergii Kunth の和名でもある。国内にはいくつもの種があり、背が高いもの低いもの、大きいもの小さいものとあるが、いずれも多年草である。共通する特徴は、ほぼ円盤形をした小穂である。スズメノヒエはほぼ中の上くらいの大きさであるので、まずこれについて説明する。


    [編集] スズメノヒエ
    スズメノヒエ(P. thunbergii Kunth)は、原野に生える多年草で、高さは40-90cm、株立ちになる。葉は平坦で黄緑色でつやがなく、線形で、地上の茎と、花茎の基部近くにつく。葉の根元は鞘状に茎を抱いて、やや左右から偏平になっている。葉と葉鞘には柔らかい毛が生えている。

    花茎は初夏から出てやや傾いて立ち上がり、先端近くから3-5本の枝を出す。この枝は、主軸の回りに放射状に出るのではなく、主軸の傾いた側に偏って、水平よりやや小さい角度で出る。それぞれの枝は分枝せず、その下側に小穂を密生する。

    小穂は枝の下側に二列になって生じる。枝はやや腹背側に偏平になっており、上から見ると小穂はその下に半分隠れる。小穂は腹背側に偏平で、円形に近い楕円形で、先端が少しだけとがる。

    草原に生える。本州から琉球列島まで分布し、国外では朝鮮から中国まで分布がある。


    [編集] 小穂の構造
    この属の小穂は、丸っこくて偏平なのが特徴である。また、ほとんど柄がないか、ごく短い柄で軸についている。小穂には小花が一つだけ含まれ、第一小花はなくなっている。穎はどれもほぼ同じ大きさで、第一穎はほとんど消失、第二穎は薄くて花軸の側にある。熟すると小穂全体が落下する。

    よく似ているのがナルコビエ属(Eriochloa)で、軸と称穂の位置関係が裏表になっているほか、軸が偏平でないことで区別される。


    [編集] その他の種類
    スズメノヒエ属は世界の熱帯から暖帯を中心に約200種を含むおおきな属である。日本には四種ほどの原産種があるほか、いくつかの帰化種がある。姿もかなり多様であるので、日本産の代表的なものを、いくつかに分けて説明する。

    以下の種はスズメノヒエに似た姿の、株立ちになる背の高い草である。

    スズメノコビエ P. scrobiculatum L.
    スズメノヒエに非常に似ているがやや小型で、葉や葉鞘に毛がなく、つやがある。関東以南のやや湿った草原に生え、旧世界の熱帯に広く分布する。インドでは食用に栽培されることもある。
    タチスズメノヒエ P. urvillei Steud.
    高さ150cmにまでなる草で、特に穂が高く伸びる。花茎の枝が10-20本と数多く、それらが束になって立ち、あるいはやや斜めにたれる。小穂には毛が多い。南アメリカ原産で、関東以西の日本に帰化している。
    シマスズメノヒエ P. dilatatum Poir.
    高さ100cmに達する。タチスズメノヒエに似ているが、花茎の枝がせいぜい7本までと少なく、束になるのではなく広がる。やはり南アメリカ原産で、日本南部に帰化。
    アメリカスズメノヒエ P. notatum Fluegge
    茎の基部がはっきりと横に這うが、短いことも多いのでやっぱり株立ちに見える。50cm程になる草で、茎や葉には毛がなく、つやつやしている。南アメリカ原産で、北アメリカに帰化し、そこから日本に入った模様。都市部周辺などで増殖中。
    ナルコビエ Eriochloa villosa Kunth
    スズメノヒエ属ではないが、全体によく似ている。外見的には、花茎の枝が細く、小穂が膨らんだ形をしていることから、枝から小穂が大きくはみ出しているような感じに見えるのが特徴的。北海道から南西諸島までの草原に生える。国外では中国からウスリーに分布。
    以下の種は、小型で横に這う草で、匍匐枝を出し、一面に広がる。

    キシュウスズメノヒエ P. distichum L.
    高さはせいぜい30cm。長く匍匐枝を出し、枝分かれして地表を覆う。葉はやや幅ひろく、平坦。花茎は短く上に伸びだし、先端から2-3本の枝を出す。花茎の枝は短い棒状でやや上に伸びるか、左右に開いて斜め下を向く。小穂はやや幅が狭くて楕円形。湿地に生え、汽水域にも見られる。河口の干潟の周辺などに大群落を作ることがある。名前は和歌山県で最初に発見されたことから。本州南岸以南に分布、世界の熱帯域に広く生育する。
    サワスズメノヒエ P. vaginatum Swartz
    キシュウスズメノヒエに似ているが、葉が厚く、両側が内側に巻く。世界の熱帯域に広く分布、日本では屋久島以南の南西諸島で、海岸線に生える。干潟では密生した群落を作るほか、岩礁海岸では表面を這い、砂浜では匍匐茎を砂に埋めて生育している。
    オガサワラスズメノヒエ P. conjugatum Bergius
    小型の雑草で、道端などに生える。匍匐茎を地表に延ばし、上に葉を出す。花茎は葉より上に抜き出て、先端から二本の枝を出す。花茎の枝は細長くて糸状になり、左右角度をつけて斜め上に伸びて、先端は次第にたれる。小穂は円形でごく小さく、黄色みを帯びる。西インドの原産で、世界の熱帯域に帰化しており、日本では南西諸島などで見られる。

    [編集] 利害
    日本ではほとんど大きな利害がない。せいぜいアメリカスズメノヒエをのり面の緑化に使う例があるくらい。雑草としても有力なものではない。

    牧草として用いられるものもある。シマスズメノヒエは牧草としてはダリスグラス、アメリカスズメノヒエはバヒアグラスと呼ばれている。

    スズメノコビエは日本では雑草ですらない野草であるが、インドではKodraと呼んで、種子を食用するために栽培されることもある。この種の模式標本はこのインド産の栽培品をヨーロッパで栽培したものである由。そのため、野生品と若干の差異があり、分類がもめた経緯があるらしい。


    [編集] 参考文献
    佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他『日本の野生植物 草本I 単子葉植物』(1982)平凡社
    北村四郎・村田源・小山鐵夫『原色日本植物図鑑 草本編(III)・単子葉類(改定49刷)』(1987):保育社
    長田武正『日本のイネ科植物図譜(増補版)』(1993)(平凡社)
    初島住彦『琉球植物誌(追加・訂正版)』(1975)沖縄生物教育研究会

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