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2009年7月22日(水)午前11前くらいから観測される皆既日食。
日本で、皆既日食が観測できるのは、奄美大島の北部・喜界島・屋久島・種子島の南端・トカラ列島・硫黄島・北硫黄島・南硫黄島といった東シナ海に浮かぶ島々のみ。
その中でも悪石島では、6分25秒。
喜界島では、1分41秒。(午前10時57分ごろ〜10時59分ごろ)

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サーフィン

サーフィン(英:surfing、surfin')は、ウォータースポーツの一つ。波乗りともいう。サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走する。

サーフィンをする人のことをサーファー(surfer)と言う。


起源
少なくとも、西暦400年頃にはサーフィンの原形のようなものが存在していたと考えられているが、はっきりとは分かっていない。航海術に優れた古代ポリネシア人が、漁の帰りにボートを用いて波に乗る術(サーフィング)を知り、そこから木製の板に乗る様になった、というのが最も有力な説とされている。

サーフィン史家ベン・フィニーの研究によると、サーフィンは広くポリネシア全域に普及しており、東はイースター島、西はニューギニア、北はハワイ、南はニュージーランドに及んでいたとのことである。ちなみに、日本にも「板こ乗り」というものがあったが、ベンは知らなかったようだ。

古代ポリネシア民族については、決闘した勇者たちの話や、山の部族に嫁いだためにサーフィンができずに悲しんだ女性の話など、いろいろな話が伝わっている。さらに、サーフィンは古代ポリネシア民族の儀式にまで登場したりと、この文化の中心的存在にまで上り詰めていった。

ヨーロッパ人で初めてサーフィンを目撃したのは、イギリス人の探検家ジェームス・クック船長だと言われている。クックは、タヒチとハワイでサーフィンを目撃し、そのことを航海日誌に書き残している。その後、これら島々にキリスト教宣教師たちなどヨーロッパ人が移り住むようになる。宣教師たちは、布教にあたってポリネシアの文化は野蛮であるとみなし、文明化を理由に彼らの文化の一部であったサーフィンを禁止し、さらにサーフボードを取り上げて焼いてしまった。こうして、ポリネシアにおけるサーフィンは近代において一度終焉を迎えた。


道具

ボード
一般的には、9フィート(約274cm)以上のロングボードと、ショートボードに分かれている。長い間9フィート以上あったボードが短くなり始めたのは1968年のことで、その後わずか数年でどんどん短くなり、1971年には5〜6フィートの板が出てくる。

スタイルや用途によって、様々な長さ、形状の板が使われている。大波用のガンや、ショートボードでロングのような形状のエッグノーズボードなど。

発祥以来、木の板であったが、戦後から現在に至るまで、発泡ウレタンフォームをガラスクロスとポリエステル樹脂で包んだものが主流となった。

エポキシ樹脂(ポリスチレンなど)のフォームを使用したり、近年では、カーボンファイバーをエポキシ樹脂で包んだり、空洞ポリプロピレン(ハイドロフォーム)をカーボンファイバーで包んだ中空ボードなど、より強度のある軽いボードを作る試みもされているが、50年以上大きくは変わっていない。

通常は、シェイパーあるいはマシンによってブランクのフォームが削られる。長さ、幅、厚み、アウトライン、レール形状、ロッカー(ノーズとテールの傾斜)、テール形状で大きく性能が変わる。

モールドボードなどと呼ばれる金型を使用し、大量生産されるようなものもある。


フィン
ボトムについているひれ状のもの。スケッグとも呼ぶ。初期のシングル(1本)フィンからツイン(2本)フィンを経て、現在はトライ(3本)フィンが主流。クアッド(4本)フィンも最近人気がある。5本以上のフィンを持つものもある。

また、従来はオンフィンと呼ばれる固定型であったが、現在は取り外し、交換できるFCS(Fin Control Systems)やフューチャーフィンなどのシステムが多い。


滑り止め
デッキに塗布する滑り止めがワックス。水温などによって硬さ違いの種類や、ベースコート、トップコートなどがある。

デッキに貼る滑り止めがデッキパッド。ボードを方向転換させる際に、軸足となる後ろ足でボードを蹴り込む事も容易になる。

ショートボードでは前足がワックス、後ろ足がパッドの組み合わせが好まれる傾向にあるが、両足ともワックスあるいはパッドという組み合わせもある。ロングボードではワックスが好まれるが、もちろんパッドもある。


流れ止め
サーフボードと体を結ぶ紐状のもの。リーシュコード、パワーコードなどと呼ぶ。ショートボード用とロングボード用があり、さらに、目的によって長さや太さなどに違いがある。


技術
パドル:手で漕いで進むこと。通常はうつ伏せで行うが、ロングボードでは正座で行うニーパドルなどもある。
ゲットアウト:パドルして沖に出ること。
プッシングスルー:ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードを沈め、ボードと体の間に波を通して抜けること。
ドルフィンスルー/ダックダイブ:ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードごと体を沈め、波の下を潜り抜けること。
スクートン・シュート:ボードの後方に重心を置きテールを沈め、スープが当たった瞬間にノーズ方向へ重心を移して波を抜けること。基本的にはロングボードで行う。
ローリングスルー:ゲットアウト時、半回転してボードを引き寄せて沈め、波の下を潜り抜けること。基本的にはロングボードで行う。
テイクオフ:波に乗ること。通常はパドルでスピードをつけて乗る。
ノーパドルテイクオフ/刺し乗り:ボードを沈めた反動を使ってテイクオフすること。
レイトテイクオフ:波が崩れる直前でテイクオフすること。
リバーステイクオフ/スケッグファースト:テールからテイクオフし、ボードを半回転させ、通常のライディング体勢にすること。
トゥイン:ジェットスキーに引っ張ってもらうテイクオフ。
フェイドターン:わざと崩れる方向とは逆にテイクオフし、立ち上がったら崩れる方向に進むこと。
アップス・アンド・ダウンズ:波の斜面を上下に動いてスピードをつけること。
ウォーキング:ロングボードで、ボード上を歩くこと。すり足で歩くシャッフルや、足を交差させて歩くクロスステップがある。体重移動を行い、スピードを調節するのが目的。元の位置に戻るのはステップバック。
ノーズライディング:ロングボードで、ノーズ(ボードの前方1/3)に乗ること。ノーズ先端に足の指5本をかけるハングファイブ、10本をかけるハングテン、かかとをかけるヒールオーバーがある。パフォーマンス的な要素もあるが、元々は体重移動を行い、スピードを調節するのが目的。
トリミング:ライディングのリズムやポジションをコントロールするターンのこと。
ボトムターン:波の斜面のボトム(下)部分でターンすること。
トップターン:波の斜面のトップ(上)部分でターンすること。
テールスライド:トップターンのときにボードのテールを押し出してスライドさせること。
オフザトップ:波の上部の崩れそうな部分で勢いよくボードの角度を変えること。
オフザリップ/リッピング:波のリップにサーフボードを当ててターンすること。
ローラーコースター:波のスープにボードを当て込むように乗り上げ、スープと一緒に降りてくること。
カットバック:波のパワーのない部分まで出すぎてしまったときに、方向転換してパワーのある部分へ戻ること。
ラウンドハウスカットバック:回転半径の大きな弧を描くカットバック。
リエントリー:波の外に一度外れてから戻ってくること。
フローター:スープやリップを乗り越えてライディングすること。
スリーシックスティー:水平方向に360度回転すること。
エアリアル:空中に飛び出し、再び着水すること。
プルアウト:波から降りること。落ちてしまうことはワイプアウト。
アイランドプルアウト:チューブやダンパーで、トップに向かってプルアウトができない時に、ボードごと波の壁に身体を突っ込んで行うプルアウト。
ベイルアウト:ボードから降りること。

各地

ハワイ

ハワイのノースショアでのサーフィン
チューブ
ノースショアのチューブライディングは世界最高峰といわれるアリューシャン列島付近の低気圧によって発生した波が、北太平洋の何の障壁もない海を渡ってハワイ諸島へやってくるため、この海域はサーフィンに適している。

もともとハワイの先住民が広く愛好していた遊びであったサーフィンであるが、キリスト教の受容とともに、一時期は抑圧されていた。しかし、オリンピック4大会出場で合計6つのメダルを獲得した先住ハワイ人の英雄、デューク・カハナモクの登場により、サーフィンは再び市民権を得るようになった。

1960年代に入ると、「楽園ハワイ」を前面に押し出した映画がハリウッドで大量に制作され、サーフィンはマリンスポーツとして市民権を得る。1960年代末からは、オアフ島のノースショアを舞台にした、ビッグウェーヴ・サーフィンが全盛となり、「GUN」と呼ばれる、ビッグウェーヴ専用のロングボードが普及した。また、この頃からデューク・カハナモクを記念したサーフィン大会「デューク・カハナモク・インヴィテーショナル」が開催されるようになり、トップサーファーに注目が集まりだす。

1970年代半ばごろからはショートボードが普及し、ビッグウェーヴ・サーフィンやロングボードは下火となる。しかし、1980年代以降、エディ・アイカウを記念したクイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ大会によるビッグウェーヴ・サーフィンの再評価や、バッファロー・ケアウラナらによるロングボードの再評価の動きが活発化し、現在ではこれらのスタイルも確固とした地位を得ている。

また、1990年代には、レイアード・ハミルトンらによってトウイン・サーフィンが考案され、マウイ島沖のスポット「ジョーズ」に注目が集まる。

2000年代にはカウアイ島出身のアンディ・アイアンズがASP(Association of Surfing Professionals)のWCT(World Championship Tour)ツアーで大活躍し、ハワイのサーファーのレベルをあらためて知らしめた。現在でもWCTツアーのファイナルはハワイ・ラウンド「リップカール・パイプライン・マスターズ」である。


カリフォルニア
アメリカ人のハワイ進出の影響からカリフォルニアへサーフィンが伝承された。ハワイ諸島へ来る波と発生地を同じくする。「マーヴェリックス」と呼ばれるビッグウェーヴ・サーフィンのポイントも有名である。 現在のサーフィンカルチャーをリードしているのはカリフォルニアである。 数多くのサーフィンインダストリーやサーフィン雑誌等も本拠地をカリフォルニアに置いており、数々のカリスマサーファーを輩出してきた。


オーストラリア
オーストラリアは長大な海岸を持ち、サーフィンの盛んな国である。1970年代半ばにはショートボードを用いて細かくターンする技術がウェイン・バーソロミュー(後のASP会長)らによって創始され、ショートボードの興隆に大きく貢献した。現在もミック・ファニング、タジ・バロウ、ジョエル・パーキンソンらWCTのトップサーファーを数多く輩出する、サーフィンの先進地域の一つである。


日本
日本サーフィン発祥の地は、神奈川県藤沢市鵠沼海岸、鎌倉市、千葉県鴨川市、岬町太東ビーチと言われており、第2次大戦後日本に駐留した米兵がそれらのビーチでサーフィンをしたのがきっかけという説がある。1966年7月には第1回全日本サーフィン大会が千葉県鴨川市で開催されている。

各地でサーフショップなどが開店した事で、多くの用具を容易に取り揃えられるに至っている。また、サーフスポット近隣のコンビニエンスストアなどでは、ワックスなどの消耗品を扱う店も増えている。


2007年日本開催の主な大会
波がないとサーフィンは出来ないため、大会の開催日程に特徴がある。ある程度大きな波がコンスタントにあるサーフスポットで大会を開催する場合は、事前に開催日が決まっていることが多い。さらに、適した波がある日を選ぶ目的や悪天候の場合を想定して、1日から数日程度の予備日を設ける場合もある。対して、あまり大きな波がコンスタントに来ないサーフスポットでの開催や、年に数日程度の大波での技術を争うような場合は、「ウェイティング」と呼ばれる開催方式が取られる。「ウェイティング」方式では、事前に決定しているのは開催場所と大会開催の可能性がある期間であり、その期間は、1週間から数ヶ月、場合によっては1年に及ぶ。その期間中、出場者は大会開催を待つ(ウェイティング)。開催が決定されると主催者から出場者に連絡が入り、急遽開催される。波が小さい湘南では、このウェイティング方式がとられることが多い。

また、用いる道具の違いから、ショートボードとロングボードの大会が存在し、それぞれ男女とジュニアの大会に分かれる。ジュニア以外について以下に記載。


ショートボード
ASP World Tour
世界プロサーフィン連盟(ASP)によるプロサーファー世界一(男女)を決めるツアー。1試合の賞金総額は、男子30万ドル、女子8万ドル(1試合のみ10万ドル)。2007年は、男子ショートボード全10戦、女子ショートボード全7戦。日本での開催予定はない。

World Qualifying Series (WQS)
世界ツアー出場権を得るための大会(ポイントランキング制)。2007年は男子が全47戦、女子が全15戦開かれる予定。出場者レベルの予測と賞金総額とから、6から1の "star" に種別され、"star" の数が多いほどレベル・賞金総額・ポイント付与が大きい。1試合の賞金総額は、男子の6starが12.5万ドル、5starが10万ドル、4starが7.5万ドル、3starが5万ドル、2starが2.5万ドル、1starが1万ドルで、女子の6starが3万ドル、5starが2.5万ドル、4starが2万ドル、3starが1.5万ドル、2starが1万ドル、1starが0.5万ドル。日本では男子のみ3戦ほど開催される。

6 Star 愛知県田原市・赤羽根海岸、7月31日-8月5日、賞金総額12.5万ドル
2 Star 福島県南相馬市・北泉海岸、9月6日-9日、賞金総額2.5万ドル
2 Star 宮崎県日向市・小倉ヶ浜海岸、10月3日-8日、賞金総額2.5万ドル
Japan Pro Surfing Tour
日本プロサーフィン連盟によるショートボードのプロサーファー日本一(男女)を決めるツアー。2007年は全5戦。最終戦はツアーの中で最も歴史と権威のある "All Japan Pro" との名称が付き、例年、ツアー最高の賞金総額をかけて戦っている(2002年から5年連続で仙台で開催)。ただし、天候不良などで延期になった試合が出ると、"All Japan Pro" が最終戦ではなくなる年もある。

国・県 都市 サーフスポット 日程 賞金総額
第1戦 インドネシア バリ島 クラマス 4月8日-11日 400万円
第2戦 千葉県 鴨川市 マルキ 5月25日-27日 300万円
特別戦 北海道 厚真町 浜厚真 9月2日

第3戦 高知県 東洋町 生見 9月14日-16日 400万円
第4戦 宮城県 仙台市 仙台新港 10月12日-14日 400万円
第5戦 茨城県 大洗町 大洗海岸 10月18日-21日 300万円

※■:All Japan Pro
※大洗海岸での試合は、5月11日-13日開催の第2戦の予定であったが、天候不良のため最終戦に日程変更

ロングボード
World Longboard Championship (WLC)
世界プロサーフィン連盟(ASP)主催のロングボードのツアーは、協賛する企業が少ないため、ショートボード並みの賞金を出すことができず、現在は未整備。ロングボードのプロサーファー世界一を決める試合は、年間男女1試合ずつ(賞金総額は男子が5万ドル、女子が3万ドル)。

World Longboard Tour (WLT)
ショートボードで言うWQSの "star" に準じ、賞金総額などで大会のレベル分けをしている。6starレベルは女子1試合、5と4starはなく、3starレベルは女子1試合、2starレベルは男子2試合、1starレベルは男女4試合ずつある。日本では1試合が開催予定。

2 Star 千葉県、6月8日-10日、賞金総額1万ドル
Japan Pro Surfing Tour
日本プロサーフィン連盟によるロングボードのプロサーファー日本一(男)を決めるツアー。2007年は全5戦(特別戦が2戦あり)。5戦の内、"All Japan Pro" との名称がついた大会は、ツアーの中で最も歴史と権威のあるものとされる(2007年は岬町)。

国・県 都市 サーフスポット 日程 賞金総額
第1戦 千葉県 鴨川市 千倉 4月21日-22日 200万円
第2戦 静岡県 牧之原市 静波海岸 6月30日-7月1日 100万円
第3戦 神奈川県 藤沢市 辻堂海岸 7月7日-8日 100万円
特別戦 米国ハワイ州 ホノルルワイキキ クイーンズ 7月26日-29日

第4戦 茨城県 鉾田市 とっぷさんて下 8月31日-9月1日 100万円
特別戦 千葉県 いすみ市岬町 太東海水浴場 9月9日

第5戦 千葉県 いすみ市岬町 太東海水浴場 9月8日-9日 200万円

※■:All Japan Pro
※当初は4戦であったが、鉾田市での大会が後から追加されて5戦となった。
※特別戦はランキングに関係ない試合。ハワイでの特別戦は日本とハワイの対抗戦。

関連項目
ウィキメディア・コモンズには、サーフィン に関連するマルチメディアがあります。サーフィンエリアの一覧
サーフィング
サーファーファッション
ウォータースポーツ
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