「発掘された日本列島」展:遺跡の最新情報ずらり 江戸東京博物館で開催中
「発掘された日本列島」展:遺跡の最新情報ずらり 江戸東京博物館で開催中
昨年1年間、全国各地で調査された遺跡の出土品を中心に、考古学の最新情報を展示する「発掘された日本列島2008」(文化庁など主催)が東京・両国の江戸東京博物館(電話03・3626・9974)で開かれている。
展示品は14遺跡の約400点。目を引くのは、近年格段に注目度が高まっている南島の発掘成果だ。城久(ぐすく)遺跡群(鹿児島県喜界町)は、奄美大島の東に浮かぶ喜界島で見つかった古代末から中世にかけての大規模な集落跡。陶器などの出土品が同島産ではなく、同時期の九州・大宰府で出土するものと共通しており、「大宰府の出先機関があったのでは」との見方が出ている。
土盛(ともり)マツノト遺跡(同県奄美市)は、その対岸の奄美大島の海岸にある古代の遺跡。ここからは南島産の大型の貝・ヤコウガイや、それを加工した貝匙(かいさじ)が大量に出土した。ヤコウガイ製貝匙は長さ約20センチで緑色の輝きが美しく、「枕草子」などによれば平安貴族のあこがれの逸品だったことがうかがえる。
東京展は8月31日まで。その後、兵庫県立考古博物館(9月13日〜10月19日)、千葉県立中央博物館(11月1日〜12月14日)、沖縄県立博物館・美術館(来年1月9日〜3月1日)を巡回する。【伊藤和史】
昨年1年間、全国各地で調査された遺跡の出土品を中心に、考古学の最新情報を展示する「発掘された日本列島2008」(文化庁など主催)が東京・両国の江戸東京博物館(電話03・3626・9974)で開かれている。
展示品は14遺跡の約400点。目を引くのは、近年格段に注目度が高まっている南島の発掘成果だ。城久(ぐすく)遺跡群(鹿児島県喜界町)は、奄美大島の東に浮かぶ喜界島で見つかった古代末から中世にかけての大規模な集落跡。陶器などの出土品が同島産ではなく、同時期の九州・大宰府で出土するものと共通しており、「大宰府の出先機関があったのでは」との見方が出ている。
土盛(ともり)マツノト遺跡(同県奄美市)は、その対岸の奄美大島の海岸にある古代の遺跡。ここからは南島産の大型の貝・ヤコウガイや、それを加工した貝匙(かいさじ)が大量に出土した。ヤコウガイ製貝匙は長さ約20センチで緑色の輝きが美しく、「枕草子」などによれば平安貴族のあこがれの逸品だったことがうかがえる。
東京展は8月31日まで。その後、兵庫県立考古博物館(9月13日〜10月19日)、千葉県立中央博物館(11月1日〜12月14日)、沖縄県立博物館・美術館(来年1月9日〜3月1日)を巡回する。【伊藤和史】






















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