「世紀の皆既日食」鹿児島・十島村、入島制限条例を検討
「世紀の皆既日食」鹿児島・十島村、入島制限条例を検討
2008年11月17日22時46分
来年7月22日に今世紀で世界最長の皆既日食が見られる鹿児島県十島村はこのほど、観測ツアーの計画を発表した。定員1500人で26日に募集を始める。人口620人の有人7島の村は観光客が殺到するのを心配し、入島を制限する条例案を検討している。
ツアーを委託された近畿日本ツーリストがホームページ(HP)で参加の意思を尋ねたところ、約2万2千人が「参加したい」と回答。「参加希望者は定員の10倍以上」と予想する。
だが、水や電気は島民とツアー客の分しか確保していない。村幹部は「他の入島者で島があふれ返ると、島民の暮らしが脅かされかねない」。そこで入島を制限する条例案を模索中だ。皆既日食の前から島に入った人の野営を禁じ、船で許可なく上陸できないようにする内容を検討してきた。
村から相談を受けた県市町村課の担当者は「憲法22条で保障されている居住・移転の自由に抵触する可能性がある」と指摘。「条例を全国に周知徹底しないと、来てしまってからでは意味がない」と助言した。
村の担当者は「島民が平穏な生活を送る権利もあるのに」とこぼした。福満征一郎・副村長は「条例を制定するなんて悲しいこと。入島者の良心に期待したいが、直前まで対応策を考えたい」と話している。
近畿日本ツーリストはHPで3回に分けてツアー申し込みを受け付け、応募多数の場合は抽選する。島滞在型は最長10日間で最高41万7千円。
2008年11月17日22時46分
来年7月22日に今世紀で世界最長の皆既日食が見られる鹿児島県十島村はこのほど、観測ツアーの計画を発表した。定員1500人で26日に募集を始める。人口620人の有人7島の村は観光客が殺到するのを心配し、入島を制限する条例案を検討している。
ツアーを委託された近畿日本ツーリストがホームページ(HP)で参加の意思を尋ねたところ、約2万2千人が「参加したい」と回答。「参加希望者は定員の10倍以上」と予想する。
だが、水や電気は島民とツアー客の分しか確保していない。村幹部は「他の入島者で島があふれ返ると、島民の暮らしが脅かされかねない」。そこで入島を制限する条例案を模索中だ。皆既日食の前から島に入った人の野営を禁じ、船で許可なく上陸できないようにする内容を検討してきた。
村から相談を受けた県市町村課の担当者は「憲法22条で保障されている居住・移転の自由に抵触する可能性がある」と指摘。「条例を全国に周知徹底しないと、来てしまってからでは意味がない」と助言した。
村の担当者は「島民が平穏な生活を送る権利もあるのに」とこぼした。福満征一郎・副村長は「条例を制定するなんて悲しいこと。入島者の良心に期待したいが、直前まで対応策を考えたい」と話している。
近畿日本ツーリストはHPで3回に分けてツアー申し込みを受け付け、応募多数の場合は抽選する。島滞在型は最長10日間で最高41万7千円。






















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