浜松でカバマダラチョウ羽化 本州での繁殖 異例
浜松でカバマダラチョウ羽化 本州での繁殖 異例
2009年1月5日
越年が確認されたカバマダラチョウの成虫=4日午後、浜松市西区伊左地町で
熱帯・亜熱帯地域に生息するカバマダラチョウの羽化が4日、浜松市西区で確認された。周辺では幼虫やサナギも複数見つかった。本州での越年、繁殖の報告は初めてとみられる。この日、浜松は最高気温が13度前後と3月上旬の陽気だったものの、専門家は「この時期に静岡で羽化したとなると、すごい話」と驚く。地球温暖化の影響も要因の一つに考えられている。
赤茶色に白と黒のまだら模様の入った羽が特徴で、沖縄、奄美大島などに生息し、季節に限らず産卵、羽化を繰り返す。台風や偏西風に乗って北上するケースはあり、採取例だけなら、浜松市などで近年相次いでいた。
羽化が見つかったのは、浜松市西区伊左地町、農業村松美津夫さん(79)所有の畑。骨組みだけの廃ビニールハウス内にあるガガイモ科アスクレピアスの葉で、元日の時点で既に幼虫8匹、サナギ10個が確認されていた。
羽化はメス1匹で、元気に飛び立ち、静岡昆虫同好会のメンバーと確認した浜松市動物園昆虫館の山下孝道さん(62)は「浜名湖に近い温暖な気候が生息に適したのでは」と話す。「これまで確認されていなかっただけで、数年前から住み着いていた可能性もある」という。
名和昆虫博物館(岐阜市)の松尾登貴雄副館長(57)の話 カバマダラに限らず、チョウは本来、気温が15度程度はないと活動できないはず。ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハなどほかのチョウでも生態圏の北上傾向が続いている。たまたま産卵、羽化に至ったのか、地球温暖化の影響なのか。いずれにしろ珍しい。
2009年1月5日
越年が確認されたカバマダラチョウの成虫=4日午後、浜松市西区伊左地町で
熱帯・亜熱帯地域に生息するカバマダラチョウの羽化が4日、浜松市西区で確認された。周辺では幼虫やサナギも複数見つかった。本州での越年、繁殖の報告は初めてとみられる。この日、浜松は最高気温が13度前後と3月上旬の陽気だったものの、専門家は「この時期に静岡で羽化したとなると、すごい話」と驚く。地球温暖化の影響も要因の一つに考えられている。
赤茶色に白と黒のまだら模様の入った羽が特徴で、沖縄、奄美大島などに生息し、季節に限らず産卵、羽化を繰り返す。台風や偏西風に乗って北上するケースはあり、採取例だけなら、浜松市などで近年相次いでいた。
羽化が見つかったのは、浜松市西区伊左地町、農業村松美津夫さん(79)所有の畑。骨組みだけの廃ビニールハウス内にあるガガイモ科アスクレピアスの葉で、元日の時点で既に幼虫8匹、サナギ10個が確認されていた。
羽化はメス1匹で、元気に飛び立ち、静岡昆虫同好会のメンバーと確認した浜松市動物園昆虫館の山下孝道さん(62)は「浜名湖に近い温暖な気候が生息に適したのでは」と話す。「これまで確認されていなかっただけで、数年前から住み着いていた可能性もある」という。
名和昆虫博物館(岐阜市)の松尾登貴雄副館長(57)の話 カバマダラに限らず、チョウは本来、気温が15度程度はないと活動できないはず。ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハなどほかのチョウでも生態圏の北上傾向が続いている。たまたま産卵、羽化に至ったのか、地球温暖化の影響なのか。いずれにしろ珍しい。






















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